2023/05/12掲載
マグネシウム合金は軽量かつ強度が高いため、カメラ産業でも多くの部品に使用されています。
その一例として、カメラのボディーやレンズ筐体、フラッシュユニット、三脚台座、内部センサーのフレームなどが挙げられます。
※イメージ写真
カメラ本体の場合、マグネシウム合金を使用することで、軽量かつ高剛性のボディを実現することができます。また、耐久性も高く、軽量の為、携帯性や操作性にも優れているため、カメラメーカー様にも高い評価を頂いており、多くの製品で採用頂いております。
レンズ筐体においても軽量でありながら剛性が高いという特性で多く採用されています。レンズのズーム操作やフォーカス調整などのスムーズな操作が可能となる超精密な加工を行う必要があります。
さらにマグネシウム合金は熱伝導率が高いため、フラッシュユニットなど発熱を軽減する目的で採用されることも多い材料となります。
以上のように、カメラ産業でもマグネシウム合金は広く活用されています。
今後も軽量化や高機能化が求められるカメラ産業において、マグネシウム合金の需要は増加すると予想されます。
STGは1985年よりマグネシウムビジネスに参入し、過去に2つの特許を取得するなどマグネシウムの取り扱いに強みを有しています。また幅広い商品への応用に長年取り組んできたため、加工やコスト低減のノウハウ・アイデアを有しており、競争優位性を実現しています。
更に、当社は日本、中国、タイ、マレーシアに工場を保有しており、グローバル化が進むメーカーの生産体制に対応できるよう各拠点での一貫生産システムの構築を推進しております。
マグネシウム製品の製造。加工のご相談はぜひ当社までお問合せください。
【関連記事】