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技術コラム

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マグネシウム合金部品製造実例①

 2023/04/28掲載

 マグネシウム合金は、軽い、比強度が高い、放熱性が良い、リサイクル性に優れる等の特性を持っており、様々な分野で使用されています。

 特にマグネシウム合金の『軽さ』は実用金属中で一番という特性であることから、燃費向上のための軽量化が開発競争のテーマとなっている自動車産業をはじめとする輸送分野で再注目され、適用が広まってきています。

 以下に代表的な使用例を紹介します。

※イメージ写真

1)エンジン部品:シリンダーヘッドカバーやバルブカバーなど。

2)トランスミッション部品:トランスミッションのケースやカバー、シフトレバーなど。

3)ハンドル部品:ハンドルのステアリングホイール、パドルシフトレバー、エアバッグプレートなど。

4)シート部品:シートのフレーム。

5)その他部品:ホイール、ルーフフレームなどの車体の骨組み。タッチパネル式大型液晶パネルなど。

 STGにおいても例えば、欧州の自動車メーカー様ー向けの製品や電気自動車向け製品に、マグネシウム合金の部品が多用されています。

 今後、世界的に電動車や自動運転技術の普及が見込まれる中、STGは戦略ドメインを「マグネシウム合金を中心とした電動車・自動運転関連軽量化ソリューション」と定めています。

 電気自動車等の拡大の肝となるのが、車体の軽量化及び部品の超精密化であり、マグネシウム合金は軽さや精密化を支える素材として期待されている一方で、取り扱いが難しく高い技術力等が求められます。

 当社は1985年よりマグネシウムビジネスに参入し、過去に2つの特許を取得するなどマグネシウムの取り扱いに強みを有しています。また幅広い商品への応用に長年取り組んできたため、加工やコスト低減のノウハウ・アイデアを有しており、競争優位性を実現しています。

 更に、当社は日本、中国、タイ、マレーシアに工場を保有しており、グローバル化が進むメーカーの生産体制に対応できるよう各拠点での一貫生産システムの構築を推進しております。

 マグネシウム製品の製造、加工のご相談はぜひ当社までお問合せください。

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STGでは、マグネシウム合金の生産にあたって、その一番の特徴である「軽さ」を生かすと同時に、QCDすべてにおいてお客さまの要望に近づける為のノウハウを培ってきました。こうしたノウハウを生かしお客さまの要望に対して量産を実現したマグネシウム製品群は以下のような範囲に及んでいます。

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