Q耐食性を高めるにはどのようにすれば良いですか?
マグネシウム合金の耐食性を高めるためには、一般的には加工後に①化成処理あるいは②陽極酸化処理の表面処理を施すことで耐食性を高めることができます。①化成処理とは、様々な酸やアルカリ性水溶液に浸すことで、素材表面を化学変化で酸化被膜を形成させることにより、耐食性の向上や金属と塗料の密着性を高めるための下地となる膜を作るための加工です。一方で、②陽極酸化処理とは、通常アルマイト処理とも呼ばれる表面処理方法で、電気化学的に酸化皮膜を生成させる表面処理のことです。また、陽極酸化処理は、透明な被膜に着色できるので、マグネシウム合金を金属質感を有する様々な色に仕上げることができます。※陽極酸化処理のカラーリングは、色ムラが発生する為、ダイカスト素材には向かない処理方法です。
加工技術・品質検査について その他の質問
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