鋳造から仕上加工までの一貫対応によるトータルコストダウンを実現！

マグネシウムダイキャスト（金型）で鋳造された部品の大きさにより肉厚がことなります。薄肉部品の例では、平均肉厚0.5㎜のケースで、その際の肉厚スペックは０～+0.05になります。その他、日本国内の大手電気メーカー様からのお仕事で、ポータブル音楽プレーヤーの筐体を月産5,000個をマグネシウムダイキャストで提供しておりました。そのポータブル音楽プレーヤーは、Φ150の大きさに対し薄肉精度0.8㎜という製品で、後加工スペックも±0.03～0.05の品質要求がある部品となります。
＜注意点＞
① 鋳造肉厚精度についての注意点ですが、金型の出来栄えを基準とした時に、基本的に”+”（厚みが増す）になります。その理由として、ダイカストは、金型に金属を鋳込む時に大きな鋳込み圧が生じ、金型を押し広げようとします。それを機械設備の力で抑えつけますが、一瞬の射出圧力が勝る場合がある時は、部品肉厚がプラスに振れます。
➁ 切削加工品の加工精度は”寸法公差”で表現されます。