弊社の3D事業は、お客様の持つ課題とお客様の業界の知識をマッチングさせて課題を解決することです。課題はあらゆる現場などで発生しており、様々な場面がありますので、コントロールすることはなかなか難しいです。従って、私たちが持っている専門知識や資源を活用し、いかに課題解決ができるかを重視しています。
弊社は3D事業を新規事業として、従来から持ってきた製造知識・資源を活かし、3Dプリンディングを加えてお客様と共に様々な問題を解決しながら、成長して行きます。弊社は、世界トップメーカーの積層方式の3Dプリンターを多数保有している以外、高精度3Dスキャンナーも導入しております。3Dプリンディング&3Dスキャンニングシステムは、弊社の貴重な強みです。
上記に基づいて弊社の3D事業の強みを以下にまとめます。
1 多数の工業レベル3Dプリンターを持ち、量産にも対応可能
3Dプリンターにおける量産は、なかなかイメージしにくいことです。
3Dプリンターで造形することによって、大きなイニシャルコストを節約できますが、製品のデータの外寸、内部構造などによって、製品1個当たりの造形時間は数時間から数十時間までかかることが一般的です。これでは、どんな高機能な3Dプリンターでも、1台の生産能力が限られています。弊社は3Dプリンターの一定数量の量産を実現できるために、10台の同じ高機能な3Dプリンターを導入し、量産にも対応可能です。
2 各種な工作機械を持ち、お客様に要求される寸法まで加工することが可能
弊社の3Dプリンターは、最大±0.1㎜までの機械精度での造形を実現できますが、一部の精密部品に対してまだまだ精度が足りないことが現実的です。しかも、これは3D業界の共通課題でもあります。
弊社はこの課題に対処するために、精密な工作機械を3D事業に併せ持っています。機械精度は最大0.001㎜までなので、お客様の細かい寸法精度のリクエストに対応致します。
弊社は、3Dプリンディングで実現できない寸法精度は、切削加工で実現して見せます!
3 リバースエンジニアリングシステムが完備し、図面のないものでもデータ化可能
データに基づいて3Dプリンターで造形などをすることは3Dプリンディングの基本的なイメージですが、データがない実物の造形、分析などはなかなか難しいでしょう。
それは弊社のリバースエンジニアリングを活用すれば可能です!
リバースエンジニアリングは、実物に対する3Dスキャンニングによって、実物に極めて近い寸法の3Dデータを再現することが可能です。そして、弊社の技術者は3Dデータを修正してからお客様に最適な具現化する方法を提案しております。
4 多種なCADソフトを導入しており、平面図から立体モデルまで円滑にデータを制作・編集することが可能です
3Dデータは、様々なパターンがあります。例えば、立体形状を表すSTLファイル、立体形状の表面にテクスチャ(模様や色)が付けられるOJBファイル、サーフェイスモデルを表すIGSファイル、2Dデータの形式としてよく使われるDXFファイル等々、たくさん存在しています。それらのパターンの3Dデータを編集することは、技術者のスキルにもよりますが、基本的に1つのCADソフトで実現することが困難です。
したがって、最適な3Dデータを作るために、複数のCADソフトを円滑に使いしながらデータを編集することがよくあります。
弊社では、AUTODESK、BricsysPRO、GEOMAGIC DESIGN X などのCADソフトをたくさん導入しており、それぞれの機能を活かして最適な3Dデータを作ることは強みとしています。
5 多種な材料を扱っており、お客様のリクエストによって円滑に提案することが可能
弊社は3Dプリンディングに使用する材料は、高硬度・超軽量の母材「ONYX」以外でも、製品の硬度・靭性・耐熱性を向上するための連続繊維材料もたくさん扱っております。お客様のリクエストに答え、最適な材料の組合せを提案することも弊社の大きな強みです。
弊社は、既存の強みに留まらず、お客様と共に課題を解決することで、強みを育って行きます。
3D・製造について何でもご相談を承ります。
ぜひSTGにご注目お願い申し上げます!!!