2023/04/14掲載
３Dプリンターで試作サンプルや検査治具、検査ゲージなど安価で手配したいとご検討中の皆様へ
まずは、ぜひ㈱STGへお問い合わせください。
今回は３Dプリンターの素材の種類についてご紹介します。
ABSライク樹脂とは
一般的なABS樹脂と近く、強度と剛性に優れた素材となります。造形方法はポリジェット方式です。滑らかな表面になるのが特徴となっております。
どのくらいの精度がでるのか等ABSライクの特徴とおすすめの用途などをご紹介します。
用途：ABS樹脂の物性を再現したものがABSライクです。ABS樹脂の強度と耐久性、耐熱性を再現しています。
ABS樹脂は、工業製品に多用されているプラスチック素材で、家電製品の筐体や治具など、さまざまな機能性があるパーツに使用されており、ABSライクは、本物のABS樹脂の特性を再現することで、最終品に近い機能やデザインを持つプロトタイプ（試作品）を短納期で作ることができます。
また、治具やゲージといった耐久性が求められるツールにも最適です。
MJFよりも精度が必要な場合は用途に合わせ、ABSライクでの作成をオススメします。
価格感 ★★★★☆ やや高額
質感 なめらか
納期 ９～１４日間
寸法精度 ±0.1ｍｍ
主な用途 工業部品、治具、検査ゲージ、試作製品
カラー ホワイト（その他カラーについてはお問合せください）
最大造形サイズ 190×480×380 (mm)
最小厚み 1mm以上を推奨
耐熱性 約130℃
ご検討の方は、試作サンプルとしてはエコノミーナイロンなどの安価な素材を用いてトライし、形状決めや機能検討を行って頂き、ある程度方向性が見えた段階でABSライクで出力するなどの使い分けをすると良いと考えます。
【注意事項】
水につけると、変形する恐れがあります。
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